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釜石大観音売店インテリアデザイン

店舗デザイン 2019年8月31日

釜石大観音の売店になっていたスペースのリニューアルです。外部がブラウンのアルミサッシでしたが、木製建具に取替え。全体ゾーニング計画、ロゴデザインはNEXT cabinet IWATEさんが行いました。FUDARAKUというのは仏教用語で補陀落と書きます。仏教用語に蓮の花をモチーフにしていますが、すっきりとオシャレに仕上がっています

ここはほとんど什器を置いただけで、建築的な工事は照明器具を追加しただけです。カーテンがあるところは厨房のカウンターを隠すために設置しています。入って正面にアフラマズダをモチーフにしたステンドグラスがあり、それを引き立たせるようレイアウトしました。

Beforeの写真。カウンターはレースカーテンがかかっていましたが、中が見えていました。またアフラマズダのステンドグラスなども生かされていない印象。入り口はアルミサッシで、遮光カーテンがついていました。

休憩及びイベントスペース。天井を撤去し梁を露出させて、天井を高く、RC造であることを強調しています。天井には配線レールを設置し、スポットライトをつけています。テーブルとチェアも含め、ほとんど白または白木で統一されています。そのため以前よりも明るく感じるようになりました。

Beforeの写真です。天井が低く、暗い印象でした。売り場になっていましたが、集約するとコンパクトになりました。なお、右側の壁に戸棚などがありましたが、撤去しました。

もともとあった棚柱とブラケットを活用し、棚板だけ木製にしました。観葉植物がセンス良く並べられたことで、ナチュラルで清潔感がある雰囲気になりましたね。

Beforeの写真。竹がありなんとなく和風な雰囲気でした。棚板はガラスでしたが、無機質な感じであったため、木製に取替え。竹は撤去して、棚の背板を塗り替えました。

全体の雰囲気です。窓からは海が見えて、ロケーションはとてもいいです。柱には杉の板をすのこ状に貼り、木材保護塗料で塗装。なにかをひっかけたり、画鋲や釘で留めたり出来るようになっています。