東日本大震災で被災した、寺院、庫裏、会館（斎場）の再建工事です。こちらは庫裏の立面図。フォトショップで着色して、色彩計画をしました。立面図でも着色して、陰影をつけることで立体に見えます。

こちらは当所の設計したものではなく、専門の宮大工さんの設計施工です。水彩パースですね。このパースを元に、付属建物（庫裏、会館）の色彩計画を考えました。

右が庫裏、真ん中が宮大工さんが建てる本堂、左が会館です。立面図に着色しました。最初の立面図のように、庫裏を黒い瓦屋根で描いてみました。

黒い瓦が合わないような気がしたので、グレーの瓦にしてみました。会館のほうも瓦屋根にしました（前の案は鋼板葺き）。こちらのほうがいいと思ったので、こちらに決定しました。

これは、その色彩計画の元に、専門のパース屋さんに描いてもらったものです。ここまでのパースは当所では描けません＾＾；ともあれ、上記のような過程を経て、この完成予想図が出来たというわけです。