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釜石市中心市街地空中歩廊化提案

2013年10月考案

釜石の中心市街地は、東日本大震災の津波では、2階まで浸水する程度の高さであったため、残っている建物が多く、1階がそのまま改修されたり、倒壊、あるいは解体された建物の跡地に、対策なく、建物が新築されています。もし近いうちに津波が襲った場合、新しく建てた建物にも、再び浸水などの被害が想定されます。

そこで上記の蛍光色で示した位置に、アーケードと、デッキ兼用の空中歩廊を建設し、青葉公園や薬師公園など、避難場所へダイレクトに接続します。隣接する建物に、この図のように、2階から出入りするように促します。新築される建物の1階は柱だけのピロティとすることで、津波の被害を軽減出来ます。避難の際には、地面を歩くより、安全に高台への避難することが出来ます。さらに、市街地で不足しがちな駐車場の問題も解消できると思われます。